fbpx

活躍事例Case

経営者の方からの評価

その人の特性を活かして、得意分野で仕事をしてもらう

京都府 東邦電気産業株式会社
/ 代表取締役 佐伯 祐左様
就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業受講者 同社スタッフ様からのコメント >

建設ディレクター導入のきっかけについて聞かせて下さい。

かねてより建設業の中には女性が活躍できる業務がたくさんある、と考えていました。その一方で、業界全体が構造的な人手不足を抱えており、特に、育成に時間がかかる技術者は確保が難しく、一人に過度な負担がかかっています。この状況を改善する手立てを考えていたところ、建設ディレクターに出会い、制度の導入にいたりました。

建設ディレクター導入のために行ったことを教えて下さい

図面の修正、データ整理、工事写真の整理等、緻密で、きめ細やかな対応を求められる業務も多く、女性の方が向いている人が多いのではないか。その仕事を、いかに切り出してくるか。これが大事と考え、建設ディレクターが担当する仕事を決めておくために、業務の整理を行いました。
と言うのも、技術者の中には、責任感の強さから、最初から最後まで全て自分がやらなければいけないと考え、仕事を抱え込む傾向が多いように思います。その結果、長時間労働になってしまう。そこへメスを入れ、「技術者にしかできない仕事」、「技術者でなくともできる仕事」で分けることで、技術者と建設ディレクターの役割分担を明確にすることが重要と考えました。
この役割分担を進めることで、経験の浅い人でも十分に活躍できる可能性が見えてきます。また、「その人の特性を活かして、得意分野で仕事をしてもらう」ことができるため、適材適所への人の配置が可能となります。
このようなことを進めるには、「全て自分がやらなければならない」と言う意識を変えて行かねばなりません。

建設ディレクターの取組を社内にはどのように周知をされましたか

社内向けに2か月に1回発行する「東邦ニュース」に建設ディレクターのことを書きました。会社の年度方針にも建設ディレクター導入のことを明記しています。その結果、「やってみたい」と手を挙げてくれた社員には、初級講座を受講してもらいました。
また、実際に建設ディレクターを配置する現場には、現場責任者を全員集め、目的と目指すところを入念に説明し、理解を得ることができました。

「建設ディレクター」のことを最初に話した時の社内の反応はいかがでしたか

「ディレクター」の名称には「統括する」という意味があるので、最初は「一体何をする人ですか?」という空気が大半を占めていたと思いますが、目的と目指すゴールを説明することで理解が得られたと思います。
今はまだ「ディレクター」と言う名称から受ける印象と、実際にやっている業務には少しギャップがありますが、そのうち役割やポジションが変わっていき、建設ディレクターが社内の重要ポジションになっていってほしいという願いもこめて、建設ディレクターという名称を大切にしたいです。

今回、就職氷河期世代と呼ばれる方を対象とした「建設ディレクター育成コース」受講生の雇用を決めた理由を教えて下さい。

当社の建設ディレクターのトップバッターは、営業所での事務と建設ディレクターの業務の両方を兼務してもらい、実際に成果も出してもらっています。しかし、建設ディレクターの仕事ができるようになればなるほど挑戦してもらいたい業務が増え、兼務では対応できる量にも、出せる成果の量にも限界が出てきます。そこで、建設ディレクターの専任者を配置したいと考えていたところ、新たな出会いを果たすことができました。

二人に期待することを教えて下さい

どんなことにもチャレンジしてみよう!というSさんのお人柄を見て、色々なことをポジティブに乗り越えてもらえると確信しましたので、まずは現場での仕事の進み方を知ってもらったら、自分のものにして新しい建設ディレクター像を築いてほしいと思います。
将来的には建設ディレクターチームのリーダー的役割も担ってほしいですね。
Hさんは情報システムの経験者なので、ICT化が加速する建設業界において、これまでの経験を活かして頂ける場面がたくさんあると思います。建設ディレクターはICTを効果的に活用することで、その威力をさらに高められますから、デジタル人材の新たな採用事例を一緒に作っていければと考えています。

建設ディレクター協会に期待することを教えて下さい

企業が建設ディレクター制度導入を考えた時、社内の理解を得やすいように事例紹介やコンサルティング情報をわかりやすく色々な形で発信する役割を担っていただくことを期待します。
建設業の多くは中小企業ですから、新しい仕組みの導入にかけられるパワーが限られている企業がほとんどだと思います。だからこそ、土木、建築、設備などそれぞれの業種における事例を多く発信することで、仲間がもっと増えていくのではないかと思います。

東邦電気産業株式会社

一覧へ