協会からのお知らせINFORMATION
2017.8.10活動実績
8月8日(火)セミナールームにて、第4回目の「建設ディレクター育成講座」が開催されました。
まず「管理」に対して、頭を柔軟に持つために管理という言葉がつくものを考えた後、「管理」という単語とはそもそも何かを定義。
その上で管理をするために必要なルール作りを、たこ焼き屋を経営することに例えて演習を行いました。
グループワークを通して、一人一人の考えを丁寧に集約し選別。その後より良い意見を取り入れて再び構想することを繰り返し行いました。
そうすることで、より細分化してルールを作成することが可能になり、本当に必要なことが選択できて、さまざまな危険や場面を想定した規則の作成にもつながることを学びました。
立場を変えた視点で「管理」について考察することで、目的に応じた管理とは何かを学ぶ講義となりました。
後半は、穴埋め形式のテキストをもとに品質・工程・安全・出来形・原価・環境保全・人的資源の七つの管理を学習。
事例をもとに、現場に沿った計算等を行うことで、さらに理解を深めました。
また「災害防止」についての考え方を解説。数字で確率を表すことで、未然に災害を防ぐためには、より高い安全への意識や関心が必要であることを再認識しました。
積極的に意見を交換し合うグループワークは、受講生の皆さまにとって、新鮮な体験となりました。