ITとコミュニケーションスキルで現場とオフィスをつなぐ新しい職域
建設ディレクター

建設ディレクターとは、ITとコミュニケーションで現場とオフィスをつなぐ新しい職域です。現場技術者の負担を軽減し、作業の効率化と就労時間の短縮を図る効果的な取組として「働き方改革への取組」にも繋がります。
専門スキルを身に着け、工事施工に係るデータの整理及び処理、提出書類の作成やICT業務等を行います。現場とオフィスをつなぎ支援することで、技術者が品質管理や技術の継承などに集中する環境をつくります。建設ディレクターがデジタルとコミュニケーションを駆使とし活躍する姿は、建設業に関わりのなかった人々にも「デジタルスキルを活かせる」と魅力的にうつり、多様な人材の採用につながっています。

職域創出のきっかけ
現場での安全や品質・コスト管理、ICTなど新しい技術の習得や次世代の人材育成など、将来を見据えた業務を行うことが本来の技術者の役割だと考えます。しかし、全業務のうち60%を占める書類業務に追われて疲弊する技術者の姿を見た時、一人で業務を完遂させなければならない仕組みそのものに課題があると考えました。
30年以上にわたる建設企業のITと教育支援に関わった私たちは、現場業務と煩雑な書類業務を技術者一人が担わなければいけないと捉えた結果が長時間労働の慢性化であり、若手技術者の成長を妨げている一因だと捉えています。そこで、技術者を書類業務から開放するためには、書類業務を担う新しい職域(新たなポジション)を創出し、多岐にわたる技術者の業務範囲の再設定と従来の現場マネジメントを変えることが必要だと考えました。
その職域こそ、ITスキルとコミュニケーションで現場とオフィスをつなぐ、建設業における新しい職域「建設ディレクター」です。

「建設ディレクター」は、一般社団法人建設ディレクター協会の登録商標です。(登録番号:第5939693号、第6327912号)

技術者の長時間労働を軽減

技術者の長時間労働を軽減

技術者とワークシェアし、効率化に取り組む。
残業しないで業務ができる仕組みづくり。

人材育成の環境と雇用を生み出す

人材育成の環境と雇用を生み出す

求められるスキルの変化に対応するよう、技術者に学びの機会をつくるとともに、女性のキャリアパス形成や若手の育成を進めます。

チームで働く組織をつくる

チームで働く組織をつくる

建設ディレクターは現場をつなぐ役割

現場とオフィスの信頼関係を築く体制づくり。               
業務可視化、標準化により個人に偏った業務をなくします。

ロゴマークについて

ロゴマークについて

「現場」と「オフィス」をつなぐ。「経営者」「技術者」「建設ディレクター」をつなぐ。「建設業」と「社会」をつなぐ。つなげるアイコンとしてリボンをモチーフにしています。ロゴマークの普及と共に、建設ディレクターの活動が円滑な建設業界支援として浸透することを目指しています。 ※受講企業様は、名刺やウェブサイトの掲載にご利用いただけます。(ダウンロードはこちら【要ログイン】)

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